仏教雑記

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仏教用語や仏教や禅の話、海外の仏教、坐禅での質疑応答など、仏教関連のことを記事にまとめています。

法の種/仏教雑記(新着順)

あらゆるものはそれを教えてくれる先生である。|仏教用語諸法実相
仏教を勉強している中で、なーんとなくですが、気になる言葉というものがでてきます。 「諸法実相」という仏教の言葉、これも私にとって、初見からなんとなく気になる言葉の一つでした。 あらゆるものが先生 私は...
お釈迦さんの出家後の足跡|禅僧の「中阿含羅摩経」講話メモ③
私達人間には、避けられない苦しみがあります。例えば、老い、病気、死。生きていく中でも、大切な人との別れや偶然の事故など、避けられない苦しみがあります。 お釈迦さんは、その避けられない苦しみに気づいた時...
苦しみの解決の求め方|禅僧の「中阿含羅摩経」講話メモ②
お釈迦さんの出家の動機については以前以下の記事にも書きました。 「老・病・死などの避けられない苦しみがあることに気づいた」ことが、お釈迦さんにとって出家する大きな動機となりました。 これら避けられない...
お釈迦さんの人間味を感じさせるシーン|禅僧の「中阿含羅摩経」講話メモ①
古いお経を読んでいると、お釈迦さんと弟子達やり取りの中で、人間味あふれる行動をしている姿をよく見かけます。私はお経の中で見えるこういったシーンがとても好きです。 私が仏教の事についてあまり知らなかった...
お釈迦さんの出家の動機について/四門出遊の伝説|禅僧の「中阿含柔軟経」講話メモ②
お釈迦さんの若い頃について語られている数少ない経典。ここでいう古い経典とはアーガマとニカーヤです。仏の誕生の話として有名な天上天下唯我独尊の話は後世に作られたお経であり、またお釈迦さんの話ではなく元々、毘婆尸仏びばしぶつが誕生した際に説いた事です。
お釈迦さんの幼い頃について語られている数少ない経典|禅僧の「中阿含柔軟経」講話メモ①
お釈迦さんの若い頃について語られている数少ない経典。ここでいう古い経典とはアーガマとニカーヤです。仏の誕生の話として有名な天上天下唯我独尊の話は後世に作られたお経であり、またお釈迦さんの話ではなく元々、毘婆尸仏びばしぶつが誕生した際に説いた事です。
お釈迦さんの弟子達や周囲の人々(仏教トーク(経典内)の登場人物)
仏教トーク内で出てくる登場人物は実際に経典にいる人物です。(弟子1・2・A・Bは例外で、経典内の比丘・比丘尼の言葉を話す場合や補足説明、著者の代弁など様々な役割を担っています) ここでは、仏教トークの...
「苦」「楽」を考える|四法印について
仏教において「苦」や「楽」について考える機会は多い。仏教学を学ぶと「一切行苦」など四法印を学ぶ際に必ず「苦」について触れることになる。一切行苦とは「全ては苦である」という意味だ。 しかし私自身は「全ては苦である」という言葉に納得がいかなかった。なぜなら「楽」はあるからだ。全てが苦であるのなら、楽はないということだろう。しかし、そもそもその考え方が間違っている。苦があるのなら、楽はあるのだ。楽があるのなら、苦があるのだ。苦楽は考える上で分けられないのだ。この記事では「苦」「楽」についての思う所をまとめてみた。
「いただきます」「ごちそうさま」に込める意味「五観の偈」
「いただきます」「ごちそうさま」そして手を合わせる。食事時の挨拶ですが、皆さんは、どんな意味を込めていますか? 私が、真っ先に思い起こすのは「五観の偈」の一番目の言葉です。
読経・木魚についての雑学|経典を自作して学んだ事
お坊さんが読むお経は、いつも同じ……ではありません。その一言をきっかけに、私は自分で読誦経典を作ることにしました。
私にお葬式・供養の意味を与えてくれたおばあちゃんの話
私が高校生の頃に祖母おばあちゃんは亡くなった。私にとって初めて身近な人を亡くした時だ。 それまでの私にはよくわからなかった。お寺で生まれたがよくわからなった。 「どうして供養をするの?」 「供養って何...
数珠が切れたら、どうなる?
Q:数珠がきれたら、どうなるか? A:当然、一つ一つの珠たまがバラバラになる。 Q:切れたら縁起が悪いって聞きますけど? A:その縁起という言葉は、仏教でいう「縁起」の意味と全然違うものになっている。...
夏の訪れ
今年も暑くなってきた。日差しも強い。 梅雨入り宣言から、だいぶ日にちも経ち、ようやく今シーズンの花粉症とも、おさらばだ。 庭の雑草も、つい最近まであんなに小さかったのに、ちょっと見ないうちに、かなり背...
アナログとデジタル
この間、ふと気になって、デジタルとアナログの違いについて調べてみると、その意味が自分の認識とずいぶん違っていました。その時に思いついたことを書きました。
煩悩とは何ですか?
煩悩という言葉は、仏教用語の中では、世間一般に広く認知されている言葉ですが、仏教の経典には、煩悩を表す言葉のレパートリーが数多くあります。この記事では、境界線が曖昧ながらも、様々な角度から表現されている煩悩というものに注目しました。
経典上の樹木は実在しますか?「キンスカ、シリサ、ニグローダ、菩提樹」
経典上には登場する樹木。実在する木なのだろうか、どのような樹なのだろうか。気になって調べてみました。 キンスカの木 キンスカの木は、ハナモツヤクノキ(Butea monosperma)の木がモデルとな...
「ジャータカとは? 」お釈迦さんの前世(?)物語
ジャータカとは、一言でいうと「お釈迦さんの前世ぜんせの物語」です。ただし、前世といってもその言葉の解釈には、注意が必要です。 仮に、別の言い方をするならば、「昔話」といっても差し支えないでしょう。 日...
ザルの知識、大海の智慧
そもそも、海はすくい取ることのできるものでもないのでしょう。ならばそのザルは邪魔なのかといえば、そうではないのかもしれません。むしろ、ザルがあるからこそ、その小さなザルで、大海のありようを感じられるのかもしれません。
月明かり
荒村寺のある伊丹は、夜、煌々こうこうと明かりがついている。だから、生まれてこの方、月明りなんて気にしたことがなかった。 私が月の明るさを知ったのは、アメリカの禅センターでの事。 その禅センターは山の奥...
坐禅の道具について|大きい座布団珍しいですね?
坐禅の際に用いる坐蒲ざふと座布団。 荒村寺の坐禅会では、座布団を敷いて、その坐蒲を置いています。丸いクッションのようなものが坐蒲ですね。 「この大きな座布団が珍しい」と言われることがあったので、今回は...
お経の分類:文字の違いについて
「お経に、漢字ばかり書かれているものと和文のものとがあるけれど、これは何故?」 今回は、この質問に関して、記事にまとめてみました。 お経の分類(文字) お経の分類の仕方には様々なものがありますが、その...
エジプト一人旅での出来事
禅の言葉に「身心一如」という言葉があります。 禅学大辞典では、以下の様に説明されています。 身心一如 身心不二・身心如一ともいう。 肉体と精神と一体不二でなること。 身と心とは同一体の両面として、身は...
禅僧がおすすめする原始仏教経典の翻訳書「神々との対話、悪魔との対話」
中村元さんの著書は、岩波文庫から数多くでており、比較的、入手しやすい本です。文庫本は持ち運びもしやすく、以前紹介した増谷文雄さんの仏教書より安く手に入ります。
【中道を考える】「真ん中をとる」ではない
中道とは、仏教の基本となる教えの一つ。簡単にいえば、中道とは二つの極端な道に偏らないことです。(仏教エピソードでも取り上げています) そして、この中道の教えは、良く勘違いされます。 「偏らなければいい...
ひよこのおふじさん。
荒村寺にひよこがやっていました。 その名も「おふじさん」。 こちらは生後約10日目の写真です。 元気いっぱいジャンプして、仮住まいの段ボールから飛び出てきます。結構な勢いで”高く”ジャンプする所から、...
【微妙は仏教の言葉ですか?】これは<みみょう>と読みます。
皆さんは、微妙びみょう(以下、「微妙(びみょう)」)という言葉を聞いて、どのような印象を受けるでしょうか。私は、どちらかといえば、否定的な印象、マイナスの印象を受けます。 しかし、仏教では、微妙みみょ...
聞こえているのに聴いていない音
温かくなってきてました。うちの番犬 "ちゃも" も、のんびり、ひなたぼっこしています。 ただ、動画を観てもらえばわかりますが、近くで工事がはじまり、結構な音がしていますね。 「よくこんなにうるさい中で...
手綱とするか、縛りとするか。どちらも同じ縄といえど。
ルール(規則)、約束事、法律など、世の中には、さまざまな決まりがある。 それにより行動を制限され、またそれを束縛だと感じることもあるだろう。 そして、自らが縛られるということは、何とも苦しいことだ。 ...
坐禅はまるで独楽の様に……
久しぶりに、独楽こま回しをしました。 小学生の時に随分遊んでいた独楽こま。実はその頃持っていた独楽こま達を見つけたので、久しぶりに回してみました。 ひもをまいて、サッとなげる。あのころと同じように回せ...
【塔婆(とうば)とは?】成り立ちから意味を考える
下の写真に写っている塔婆。 木でできている、板状になっている、そして、そこには文字が書かれています。 例えば、法事やお墓参りなど、仏教の行事に参加する時に、何かと触れる機会があるのではないでしょうか。...
禅僧がおすすめするイギリスから日本に逆輸入された仏教書「フィーリングブッダ」
お釈迦さんの教えが初めて他の人に伝わった時、どのような話をしたか、みなさんはご存知でしょうか? その時に話した代表的な教えの中に「四諦したい(四聖諦ししょうたい)」という教えがあります。(仏教エピソー...
自己は、斯くも不思議である。
その時感じた自分のありのままを、全身全力で言葉を綴る。 綴られた言葉は、時が流れ過ぎても、綴られた時のまま、そこに残る。 あの日、綴った自分の言葉。確かに自分で綴った言葉。 でも、しばらく経つと、その...
心が安定するのが安心(あんじん)
仏教には安心あんじんという言葉がある。 誤解のないように繰り返すが、安心と書いて、あんじ・んと読む。(以下、<安心(あんじん)>) 一方で、私達が一般的に使うのは、安心(あんしん)と読む。(以下、「安...
【中道を考える】道は一直線ではない。
中道とは、仏教の基本となる教えの一つ。簡単にいえば、中道とは二つの極端な道に偏らないことです。(仏教エピソードでも取り上げています) そして、この中道の教えは、良く勘違いされます。 「偏らなければいい...
完璧主義(?)、頑張りすぎちゃうあなたを観ていると……
その日は習い事があった。 出かける前に、カバンの中を確認した。準備物はバッチリ。 時間も5分ほど余裕がある。うん、大丈夫だ。 さぁ、出発! でも、道中、ふと気づく。 「あっ、ズボン履き替えるの忘れてた...
地によって倒れ、また地によって起き上がる。
人は地につまづく。そして悩む。地に足をすくわれ、よろめき、地に倒れ込む。そして苦しむ。しかし、人は起き上がる。地に手をつき、足をつけ、地に支えられて、また立ち上がる。
大事にするって何だろう……
大事にするって何だろう……? 大事にしているもの、大切だと思えるもの……。 もし、それを失ったら、きっと悲しくて苦しいだろう。 失いたくない。だから守りたい。できるだけ危険から遠ざけたい。 大切に思う...
水から学ぶ仏法のイメージ
法という字は、サンズイ(三水)に去ると書く。それは水の流れをイメージさせる。そんな水のあり方を表す文字が法だということも、きっと偶然ではないのだろう。
変わりゆく代えられない過去:ステータスと仏教
これは、アメリカの禅センターでの事です。私はその人とゲームの話をしました。ゲームの話といっても、単なる趣味の話というだけではありません。私自身の過去の話です。
見ようとすれば見えなくなる:望遠鏡
このあいだ、倉庫の奥深くに眠っていた天体望遠鏡と久しぶりのご対面を果たしました。望遠鏡って結構難しいんですよ。その理由を考えると、人間の物の見え方、捉え方の話にも結び付いてきます。
修行の真偽
しめしていはく、しるべし、仏家には教の殊列を対論することなく、法の浅深をえらばず、ただし、修行の真偽をしるべし。 【中古】 正法眼蔵(1) 岩波文庫/道元(著者),水野弥穂子 価格:665円 (202...
仏教でよく使われる「法」の意味を考える|「仏教で「法」はよくつかわれますが、どういう意味ですか?」
仏教において「法」という言葉には、実に様々な意味が込められています。ということで、今回は「法」という言葉についてまとめました。
ゲームと見返り
私はゲームが好きだ。 理由わけあって、最新のゲームには手を出さないようにしているが、アクション、シュミレーション、RPG、ストラテジー、FPS等、様々なジャンルのゲームをする。 あれやこれや考え、プレ...
はじめての自転車:できるできないに関わらず、楽しいはある
子供が自転車の練習をしている。 まだ誰かが後ろで支えていないと乗ることができない。 左に傾き、右に傾き、何度も何度も自転車はバランスを失う。 時にはこけてしまうこともある。 それでも、何度も何度も繰り...
月を指す指|お経や仏教書を読む時に注意している事があれば教えてください。
月をさす指。これは、私がお経や仏教書を読む時に特に注意している所です。
【梵字とは何?】意味や歴史を調べてみました。
私自身、この梵字に対してあまり知識はなかったので、改めて調べてみる事にしました。調べてみるとこれが非常に難しい……。ということで、今記事では、自分の勉学がてら、梵字についてまとめてみました。
【禅の言葉】日日是好日について教えてください。
日日是好日にちにちこれこうにちは、唐代の禅僧、雲門文偃うんもんぶんえん和尚の有名な禅語です。 日日是好日の読み方について インターネット等で調べると「にちにちこれこうじつ」と読まれていることが多いです...
【対機説法とは何ですか?】相手に合わせて説き方を変える
対機説法たいきせっぽうとは、お釈迦さんの説法の仕方、その特徴を表した言葉です。お釈迦さんは、その人の機(能力や素質など)に応じて、臨機応変に説法の仕方を変えていました。
【如是我聞とは何ですか?】かのようにわたしはきいた
以前、ご紹介した増谷文雄さんの本。主に、古い経典を現代語訳したものです。 「この本の中で少し気になったことがありました」と参禅者の方から質問を頂きました。 Q1「(紹介した増谷文雄さんの)本を読んでい...
長いと短い。人によって感じ方は違う。
長い。短い。感じ方は人それぞれ。 たとえ同じ長さだとしても、ある人は長いと感じ、ある人は短いと感じる。 例えば、こんなふうに。 上下の横線の長さは同じ。しかし、長さが違って見える。 同じことをしていて...
【線香とは】線香は何本立てればいいのですか?
先日、お参りの際、お線香についての質問を受けました。 「お線香を立てる時は1本なのか、3本なのか、一体どれが正しいのですか?」 これには正解はありません。 線香とは何? そもそも線香とは、香を焚くひと...
【お焼香は何のためにするの?】歴史から考えるお焼香の意味
お香(写真右側)をつまみ、炭の上に落とすと、すぅ~っと煙が立ちのぼります。 そうやって香と焚く、お焼香しょうこう。 子供の頃、静かに立ち上るその煙の様子を眺めるように観ていた記憶があります。水が流れて...
お袈裟:変化してきた僧侶の服装|「なぜお坊さんは、その恰好をしているのですか?」
元々、私達日本人僧侶が着る大衣と呼ばれる衣は、その昔、中国の役人が着ていた服装です。今でいうスーツみたいなものですね。
【僧侶の服装】「お袈裟の成り立ちについて教えてください」
どうしてお袈裟が僧侶の制服となったのか、その成り立ちに触れる事にしましょう。
知識を消化する:本当に理解するという事は……
お米をたべる。味噌汁を食べる。煮物を食べる。野菜炒めを食べる。焼き魚を食べる。 それらの食材は全て別々のもの。別々の料理を食べて、お腹の中でまぜこぜになる。 まぜこぜどころか、溶け合って、もはやどれが...
固閉柔開:狭くなる視野、広がる視野
こうしよう、こうしなければと、意気込めば意気込むほど、身体は固くなる。 凝り固まれば、固まる程、閉じていく。 閉じると、見えなくなる。視野は狭くなる。 そうして、自分が固くなっていることにすら、気づか...
空気:空は無でもなく、そのまんまでもない。
空気を観て
基本:「できる、できない」ではなく「する、しない」、いや、さらに言えば……
「できるか、できないか(I can do it or not)」ではない。 「するか、しないか(I do it or not)」である。 いや、もっといえば「どうするか、しないか(do or not)...
禅僧がおすすめする世界に通用する禅の本「禅マインド ビギナーズ・マインド」
著者とされている鈴木俊隆老師は、1960年代にアメリカに渡った禅僧です。アメリカの禅におけるその基礎を築いたと言われている人です。老師が現地で語った話をまとめたもの、つまり英語で綴られた語録が、逆輸入される形で翻訳され、日本へ渡ってきたのがこの本となります。
時間の過ごし方:人間、今も昔も、変わらないのかも
お釈迦さんにはたくさんの弟子がいます。そしてその弟子たちの言葉も仏典には残っています。 今回の言葉は、サンブータさんの言葉です。 ゆっくりしていてよいときに急ぎ、急がねばならぬときにゆっくりする愚人は...
坐禅中、眠くなった。雑念が出る。どうしたらいい?
坐禅中、眠くなったのですが、どうしたらいいんでしょうか?眠くなるのは、人間、自然な事です。坐禅中、雑念が出てしまうのですが、どうしたらいいでしょうか?何かを思い、感じるというのも、人間、自然な事です。その思いに、雑も何もありません。
修行は特別な事ではない:修行と修業の違い
行いを修めると書いて、修行。 修業ではない。業ではない。 しかし、一般的に「しゅぎょう」と思われているのは、修業の方だ。 修業して、卒業して、特別な資格を得たように思われている。 何か特別な事を成し遂...
【海外にもお寺があると聞いたのですが?】海外にもある曹洞宗のお寺
日本のみならず、海外にもある禅寺。ただし、一口にお寺といっても、その形は様々です。
「神様はいる?いない?」その時私が応えた事
イギリス留学中のある日。友達であるキリスト教徒の学生による勉強会で「神様がいるのか、いないのか」という議論に。「君はどう思う?」と様子を見ていた私にも意見を求められ……。
禅僧がおすすめする仏教学の本「増谷文雄著作集」お経を学びたいならまずはこれ
私がお経を学びたいと思う人たちにおすすめするのが、増谷文雄さんの本です。私にとって、増谷文雄さんの本は「仏教ってこんなにおもしろいものなのか!」と学生時代に思わせてくれた本です。
坐禅だけが坐禅ではない:時はすべて繋がっている
本日の坐禅会の茶話会でも、坐禅の姿勢についての質問を頂きました。 やはり「姿勢をどうしたらいいのか?」という所に結びつく質問は、比較的多く頂きます。 以前にも坐禅の姿勢に関して記事にしましたが、しかし...
【南獄磨甎の話について教えてください】瓦を磨いて鏡と作す:まずは磨いてみましょうか
今回の本題の南獄磨甎。旅は目的につくことだけが旅ではありません。どうか結論だけ求めずに、その過程も楽しんでください。
【修道女(シスター)との会話】私達は同じ山を登っている
イギリス留学中、修道女の方とお話しした時「仏教とキリスト教って共通する所がたくさんあるね」といろんな話で盛り上がりました。その中で特に印象に残ってる話は、その事を山に喩えて話し合ったことです。
禅僧がおすすめする仏教の専門辞書「岩波 仏教辞典」
仏教の勉学には欠かせない、仏教専門辞書。
問いを深める。それ即ち、山を登りはじめることである。
深きことは、高きこと。
禅僧がおすすめする日常から仏教が垣間見える本「ブッタとシッタカブッタ」
「何か、おすすめの本はありませんか?」と尋ねられる時、「できれば、簡単な……」或いは「できれば読みやすいもので……」などと、学術書とは違い、入りやすいものを紹介してほしいという事はよくあります。そんな時におすすめしてる本がこれです。
坐禅中になる木版と鐘はどうして鳴らすの?
坐禅中になる木版や鐘。 荒村寺の坐禅会では坐禅開始前に木版を鳴らし、また坐禅開始直前に鐘を鳴らします。 以前、木版の合図と鐘の合図を両方とも坐禅開始の合図として受け取られている事があったので、坐禅中に...
般若心経について:わからないと理解
本日の質問 般若心経の中で「度一切苦厄」があるが、鳩摩羅什の翻訳されたもの以降から追加されたものと聞いたのですが? 質問については、まず前提としてある程度の知識がないと話についてこられないと思いました...
I know, I see:知ること、見えること
(問)「わかってる?」(答)「知ってる!」「分かってる!」それはわかっているようでわかっていない。見えていない。
坐禅の姿勢はどうしたらいいでしょうか?
実際の所、坐禅の姿勢に関して語る所は山ほどあるのですが、そもそもの論点はそこではありません。このような質問や感想の場合「(本来ならこういう坐禅の姿勢をしたいのだけれども)どうやったらいいですか?」という事が背後にあるのだと感じることが多いのです。
坐禅の時、何故靴下を脱ぐのですか?
単純に応えるならば、坐りにくいからです。これは靴下だけに限らず、服装にも言えることです……」
どんな水にも月は宿る:仏教を理解する
だから、まずは自分をしっかりと見つめて、月の明かりに気づいてほしい。水のあり方を観てほしい。
坐禅中の呼吸はどうすればいいのですか? 思量箇不思量底ってどういうこと?
今日の夜坐後の茶話会では、質問をいただきました。 坐禅中の呼吸はどうすればいいのですか? 不思量底を思量せよ(思量箇不思量底)ってどういうことですか? 坐禅中の呼吸 呼吸については、坐禅前にお配りして...
坐禅の時、経行は何故するのですか?
経行というのは、簡単に言えば歩く坐禅。坐禅はずぅ~っと坐っているわけではなく、坐禅と坐禅の間にゆっくりと歩く経行の時間があります。
【諦とは】できないことを知るからこそ可能性を見出せる
できないと「あきらめる」ことは、できる可能性を「あきらめる」事に繋がるわけです。
坐禅の時の目線は、どこを見ればいいんですか?
本日夜坐後の茶話会で、こんな質問がありました。 坐禅の時の目線は、どこを見ればいいんですか? 坐禅中は、目を開けています。 「瞬きは大丈夫ですよ!」と私は冗談交じりで補足もしますが、坐禅中、目は閉じま...
砂場の山作り:己の山
固める。高くする。柔らかくする。低くする。いろんなあり方を知れば、山のつくり方は無限大に拡がる。
【庵主さんとの問答】知識は消化することを忘れてはいけない
庵主さんとの問答から学んだこと。禅問答というと少し仰々しいイメージがあるかもしれません。しかし私は、もっと普通の会話から生まれる問いや答えも、問答と言えるのではないかと考えています。
スフィンクスは何を見る?:実際に行けば見えてくる新たな一面
エジプトにある有名なスフィンクス。最近では割と有名な話かもしれませんが、スフィンクスが見ている景色はどんな風なのか、知っていますか?
頭で考える事と身体で感じる事と
言葉とイメージ、そして身体。考えると言ってもいろんな考え方がある。
【合掌とは何?】 合掌が教えてくれる事
その型を学び、そこから、どうしてその型があるのかと疑問を持つ中で、型が自然と様々な事を教えてくれる。そうして耳を澄ませば聞こえてくる様々な教えを元に、いずれ自然と自分に合う型ができあがってくるのではないかというのが私の考えです。
日本で観られるキンスカの木、見つけた!
「キンスカの木って本当にあるの?」と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、私達の知らない所で、似たような木はたくさんあるのかもしれませんね。
【仏って何?】知っているようで知らない「仏」の意味
目覚めた人。仏という言葉は、元々そういう意味で用いられていました。古代インドの言葉であるサンスクリット語では「Buddha(ブッダ)」と言い、漢字で音写され「仏陀」となり、それが「仏」と呼ばれるようになりました。
「伝える」を考える:あり方とやり方
伝わったことはやり方で、私が本当に伝えたかったことはあり方。自分のあり方について考えると共に、「伝える」について考えていた。
【作法について】やり方ではなく、あり方を考える
「どうすればいいのか」ではなく、「どうしてあるのか」という視点で思い巡らす。形だけではなく、そこから深く中身まで思いめぐらす。
言葉の冷凍保存:お経は冷凍食品と一緒
言葉を扱うのは、料理とよく似ている。文章を書く、文字に残すというのは、冷凍保存するようなもの。
野鳥の世界:路上(地面)にいる鳥のヒナを見つけた時
スズメのヒナにまつわる話
【結界とは】実は街中結界だらけ!?
結界に、一般的に思われているようなバリア的な意味はありません。そもそもの意味は、僧侶が秩序を保つために用いた工夫です。
言の葉:言葉の裏に隠された
口に出した時、芽吹く葉。文字にして残る葉。口に出す前、葉になる前は一体どんな感じだったのか……。
【水鉄砲遊びから】不規則に動く
水鉄砲で子供と遊んだ。 まずは打つ的を用意した。 止まっている的としておもちゃを置いた。 止まっている的を撃つのは簡単みたいだった。 そこで手を打ってごらんと、右に左にブランブランと動かした。 動く的...
一歩踏み出す:歩くことから感じたこと
これはなかなか勇気のいること。
不思議な認識の力:実物じゃないのに絵を見てそれとわかる
人間が絵を見て、それがなんだか分かる。認識する。一見当たり前にようなことだけど、私はこれがすごいと感じる。
言葉の温度
この世界は冷たいだけではないことを、様々な事が教えてくれています。様々なことが、言葉ではない所で、語ってくれています。
期待:上からか、背中からか
期待をどう受け止める?
坐禅は無色透明:色と光の三原色から
私達は何だかんだ言って無色透明な坐禅に対して自分達の色を塗っています。坐禅の感想を聞けば、本当に十人十色、様々な色の感想が出てきます。
素人とプロの違いって何だろう?
自分の都合を押し付ける。そうして物を得ようと考える。それは素人のやる事。プロはその物から教えてもらうこと知っている。受け取ることを知っている。
深めると広める:砂遊びから
深めるには、広めなければならない。広めることで、深めることができる。
4月25日、可愛がっていたももちゃんが永眠致しました。
ヒナから育てた鶏。名前はももちゃん。 2017年4月25日に5歳で永眠しました。どのようにご報告していいかわからず、遅くなりました。この場をお借りしてご報告させていただきます。 ももちゃんの死 砂浴び...
陽光寺禅マウンテンセンター
レジデンスとして滞在するにあたって、まず押さえておかなければならない事。それはスケジュールです。まずは制中(せいちゅう)と解間(げあい)について述べさせていただきましょう。
記憶:R型とRW型
CD-R、DVD-R、BD-R これらは、新しい情報を加えようにも、一度情報を記憶すると上書きすることができない。 頑固というか、意地っ張りというか。古い記憶の一辺倒。 一方 CD-RW、DVD-RW...
アメリカの禅の学び舎、禅センター
ロサンゼルスから車で8時間。山を奥へ奥へ。そしてやっと禅センターが見えてきました。
仮縫い
坐蒲を最初作った時は、アイロン、まち針、仮縫い、ミシンでやりました。 しかし、仮縫いは多少面倒……。ということで、その次は仮縫いせずに、まち針だけでやってみました。 坐蒲自体を作れました。 しかし、ま...
意識の外側
私達は普段は意識の外側にある、そういう力に支えられて生きている。気づいていようが、気づいていまいが、それは紛れもない事実。
鬼と語らう
豆まきでは、鬼は外。桃太郎では、鬼退治。悪者の代名詞とも言える鬼。でもそんな敵役とも、事が収まれば、温泉に入って乾杯。なんかこういうの、私は好きです。
声:きれいって何だろう?
「和尚さんの声は本当にきれいでいい声ですね。私の声なんて、こんなかすれた声で……」 先日、この言葉に対して、私は思わずこう言った。 「何を言っているんですか」と。 私が思わず、そういってしまったのには...
0:足し算しても、引き算しても0になる。
0から考えるってことは必ずしも無くすってこととイコールではないのだと。
膝の痛み:頭で知ると、身体で知ると
身体との付き合い方に関して新たなる発見。ケガのおかげですが。
エジプトの交通ルール
自由に囚われると自由が自由でなくなってしまいます。
砂利石|小さな動き、大きな動き
ほんの小さな動きが大きな動きに結びついている。
傘餅の風習
こちらの地方では、四十九日に傘餅を切る風習があります。 先日、四十九日の法要の際に「傘餅」をさせていただきました。 最近では傘餅を行うこともだいぶ減ったようで、私自身こういう風にお餅を切ったのは初めて...
何故犬はワン?
子供のような疑問を持つことは、私達に新しい視点を与えてくれます。
カンボジア寺院での一日
今回のアンロンウェル寺院への訪問は、私達大乗仏教の日本人僧侶と、上座部仏教のカンボジア僧侶との交流になります。
意外と似ている ハロウィンとお盆 
今日はハロウィーンですねー。日本ではお盆のような感じになるんでしょうか? ハロウィーンはもともと、秋の収穫を祝う感謝祭がその起源とされています。 今では、大きなイベントとして行われることが多いですが、...
考えない力
あれこれ考える脳はない。しかし、生きるための知恵が確かに備わっている。
彼岸花とももちゃん
ちょうど彼岸になると咲き始める彼岸花。別名、曼珠沙華とも言います。 こちらの名は仏典に由来するそうです。 赤く花を咲かせ、とてもきれいな花です。 ももちゃんと合うので、撮ってみました。 しかし、この美...
【喝】意味がないのに、意味はある
喝。今で言うところの「コラ」である。 この言葉は厳密には意味を持たない。しかし、ちゃんと意味がある。 「コラ!」と、親が子を想い、叱るその言葉には、愛情の気持ちが込められる。  「ゴルァ!」と、喧嘩の...
アメリカでみた山登りの風景|「ある」と「ない」
ある日、山に登った時のこと。木々が生い茂る山道を登って辿りついた山頂。そこから先に見える景色は、広大に広がる砂漠。
梅の花|「気がつかない」に、気がついた。
「気がつかない」がたくさんあることに、気がついた。
写経と自分
写経をしていると、様々な思いが浮かんでくる「自分」に気づきます。
香炉の灰ならし
どんなけ真っ平らにしようとも、自分の納得いく形にはなりません。 「後もう少し」と手を加えたら、逆にひどくなることもあります。 とはいえボコボコだと、灰ならしの意味がありません。 やりすぎず、あきらめす...

仏教学

あらゆるものはそれを教えてくれる先生である。|仏教用語諸法実相
仏教を勉強している中で、なーんとなくですが、気になる言葉というものがでてきます。 「諸法実相」という仏教の言葉、これも私にとって、初見からなんとなく気になる言葉の一つでした。 あらゆるものが先生 私は...
お釈迦さんの出家後の足跡|禅僧の「中阿含羅摩経」講話メモ③
私達人間には、避けられない苦しみがあります。例えば、老い、病気、死。生きていく中でも、大切な人との別れや偶然の事故など、避けられない苦しみがあります。 お釈迦さんは、その避けられない苦しみに気づいた時...
苦しみの解決の求め方|禅僧の「中阿含羅摩経」講話メモ②
お釈迦さんの出家の動機については以前以下の記事にも書きました。 「老・病・死などの避けられない苦しみがあることに気づいた」ことが、お釈迦さんにとって出家する大きな動機となりました。 これら避けられない...
お釈迦さんの人間味を感じさせるシーン|禅僧の「中阿含羅摩経」講話メモ①
古いお経を読んでいると、お釈迦さんと弟子達やり取りの中で、人間味あふれる行動をしている姿をよく見かけます。私はお経の中で見えるこういったシーンがとても好きです。 私が仏教の事についてあまり知らなかった...
お釈迦さんの出家の動機について/四門出遊の伝説|禅僧の「中阿含柔軟経」講話メモ②
お釈迦さんの若い頃について語られている数少ない経典。ここでいう古い経典とはアーガマとニカーヤです。仏の誕生の話として有名な天上天下唯我独尊の話は後世に作られたお経であり、またお釈迦さんの話ではなく元々、毘婆尸仏びばしぶつが誕生した際に説いた事です。
お釈迦さんの幼い頃について語られている数少ない経典|禅僧の「中阿含柔軟経」講話メモ①
お釈迦さんの若い頃について語られている数少ない経典。ここでいう古い経典とはアーガマとニカーヤです。仏の誕生の話として有名な天上天下唯我独尊の話は後世に作られたお経であり、またお釈迦さんの話ではなく元々、毘婆尸仏びばしぶつが誕生した際に説いた事です。
お釈迦さんの弟子達や周囲の人々(仏教トーク(経典内)の登場人物)
仏教トーク内で出てくる登場人物は実際に経典にいる人物です。(弟子1・2・A・Bは例外で、経典内の比丘・比丘尼の言葉を話す場合や補足説明、著者の代弁など様々な役割を担っています) ここでは、仏教トークの...
「苦」「楽」を考える|四法印について
仏教において「苦」や「楽」について考える機会は多い。仏教学を学ぶと「一切行苦」など四法印を学ぶ際に必ず「苦」について触れることになる。一切行苦とは「全ては苦である」という意味だ。 しかし私自身は「全ては苦である」という言葉に納得がいかなかった。なぜなら「楽」はあるからだ。全てが苦であるのなら、楽はないということだろう。しかし、そもそもその考え方が間違っている。苦があるのなら、楽はあるのだ。楽があるのなら、苦があるのだ。苦楽は考える上で分けられないのだ。この記事では「苦」「楽」についての思う所をまとめてみた。
「いただきます」「ごちそうさま」に込める意味「五観の偈」
「いただきます」「ごちそうさま」そして手を合わせる。食事時の挨拶ですが、皆さんは、どんな意味を込めていますか? 私が、真っ先に思い起こすのは「五観の偈」の一番目の言葉です。
煩悩とは何ですか?
煩悩という言葉は、仏教用語の中では、世間一般に広く認知されている言葉ですが、仏教の経典には、煩悩を表す言葉のレパートリーが数多くあります。この記事では、境界線が曖昧ながらも、様々な角度から表現されている煩悩というものに注目しました。
経典上の樹木は実在しますか?「キンスカ、シリサ、ニグローダ、菩提樹」
経典上には登場する樹木。実在する木なのだろうか、どのような樹なのだろうか。気になって調べてみました。 キンスカの木 キンスカの木は、ハナモツヤクノキ(Butea monosperma)の木がモデルとな...
「ジャータカとは? 」お釈迦さんの前世(?)物語
ジャータカとは、一言でいうと「お釈迦さんの前世ぜんせの物語」です。ただし、前世といってもその言葉の解釈には、注意が必要です。 仮に、別の言い方をするならば、「昔話」といっても差し支えないでしょう。 日...
お経の分類:文字の違いについて
「お経に、漢字ばかり書かれているものと和文のものとがあるけれど、これは何故?」 今回は、この質問に関して、記事にまとめてみました。 お経の分類(文字) お経の分類の仕方には様々なものがありますが、その...
禅僧がおすすめする原始仏教経典の翻訳書「神々との対話、悪魔との対話」
中村元さんの著書は、岩波文庫から数多くでており、比較的、入手しやすい本です。文庫本は持ち運びもしやすく、以前紹介した増谷文雄さんの仏教書より安く手に入ります。
【微妙は仏教の言葉ですか?】これは<みみょう>と読みます。
皆さんは、微妙びみょう(以下、「微妙(びみょう)」)という言葉を聞いて、どのような印象を受けるでしょうか。私は、どちらかといえば、否定的な印象、マイナスの印象を受けます。 しかし、仏教では、微妙みみょ...
【塔婆(とうば)とは?】成り立ちから意味を考える
下の写真に写っている塔婆。 木でできている、板状になっている、そして、そこには文字が書かれています。 例えば、法事やお墓参りなど、仏教の行事に参加する時に、何かと触れる機会があるのではないでしょうか。...
禅僧がおすすめするイギリスから日本に逆輸入された仏教書「フィーリングブッダ」
お釈迦さんの教えが初めて他の人に伝わった時、どのような話をしたか、みなさんはご存知でしょうか? その時に話した代表的な教えの中に「四諦したい(四聖諦ししょうたい)」という教えがあります。(仏教エピソー...
心が安定するのが安心(あんじん)
仏教には安心あんじんという言葉がある。 誤解のないように繰り返すが、安心と書いて、あんじ・んと読む。(以下、<安心(あんじん)>) 一方で、私達が一般的に使うのは、安心(あんしん)と読む。(以下、「安...
【中道を考える】道は一直線ではない。
中道とは、仏教の基本となる教えの一つ。簡単にいえば、中道とは二つの極端な道に偏らないことです。(仏教エピソードでも取り上げています) そして、この中道の教えは、良く勘違いされます。 「偏らなければいい...
仏教でよく使われる「法」の意味を考える|「仏教で「法」はよくつかわれますが、どういう意味ですか?」
仏教において「法」という言葉には、実に様々な意味が込められています。ということで、今回は「法」という言葉についてまとめました。
月を指す指|お経や仏教書を読む時に注意している事があれば教えてください。
月をさす指。これは、私がお経や仏教書を読む時に特に注意している所です。
【梵字とは何?】意味や歴史を調べてみました。
私自身、この梵字に対してあまり知識はなかったので、改めて調べてみる事にしました。調べてみるとこれが非常に難しい……。ということで、今記事では、自分の勉学がてら、梵字についてまとめてみました。
【禅の言葉】日日是好日について教えてください。
日日是好日にちにちこれこうにちは、唐代の禅僧、雲門文偃うんもんぶんえん和尚の有名な禅語です。 日日是好日の読み方について インターネット等で調べると「にちにちこれこうじつ」と読まれていることが多いです...
【対機説法とは何ですか?】相手に合わせて説き方を変える
対機説法たいきせっぽうとは、お釈迦さんの説法の仕方、その特徴を表した言葉です。お釈迦さんは、その人の機(能力や素質など)に応じて、臨機応変に説法の仕方を変えていました。
【如是我聞とは何ですか?】かのようにわたしはきいた
以前、ご紹介した増谷文雄さんの本。主に、古い経典を現代語訳したものです。 「この本の中で少し気になったことがありました」と参禅者の方から質問を頂きました。 Q1「(紹介した増谷文雄さんの)本を読んでい...
【お焼香は何のためにするの?】歴史から考えるお焼香の意味
お香(写真右側)をつまみ、炭の上に落とすと、すぅ~っと煙が立ちのぼります。 そうやって香と焚く、お焼香しょうこう。 子供の頃、静かに立ち上るその煙の様子を眺めるように観ていた記憶があります。水が流れて...
お袈裟:変化してきた僧侶の服装|「なぜお坊さんは、その恰好をしているのですか?」
元々、私達日本人僧侶が着る大衣と呼ばれる衣は、その昔、中国の役人が着ていた服装です。今でいうスーツみたいなものですね。
【僧侶の服装】「お袈裟の成り立ちについて教えてください」
どうしてお袈裟が僧侶の制服となったのか、その成り立ちに触れる事にしましょう。
禅僧がおすすめする仏教学の本「増谷文雄著作集」お経を学びたいならまずはこれ
私がお経を学びたいと思う人たちにおすすめするのが、増谷文雄さんの本です。私にとって、増谷文雄さんの本は「仏教ってこんなにおもしろいものなのか!」と学生時代に思わせてくれた本です。
【南獄磨甎の話について教えてください】瓦を磨いて鏡と作す:まずは磨いてみましょうか
今回の本題の南獄磨甎。旅は目的につくことだけが旅ではありません。どうか結論だけ求めずに、その過程も楽しんでください。
禅僧がおすすめする仏教の専門辞書「岩波 仏教辞典」
仏教の勉学には欠かせない、仏教専門辞書。
禅僧がおすすめする日常から仏教が垣間見える本「ブッタとシッタカブッタ」
「何か、おすすめの本はありませんか?」と尋ねられる時、「できれば、簡単な……」或いは「できれば読みやすいもので……」などと、学術書とは違い、入りやすいものを紹介してほしいという事はよくあります。そんな時におすすめしてる本がこれです。
般若心経について:わからないと理解
本日の質問 般若心経の中で「度一切苦厄」があるが、鳩摩羅什の翻訳されたもの以降から追加されたものと聞いたのですが? 質問については、まず前提としてある程度の知識がないと話についてこられないと思いました...
【諦とは】できないことを知るからこそ可能性を見出せる
できないと「あきらめる」ことは、できる可能性を「あきらめる」事に繋がるわけです。
日本で観られるキンスカの木、見つけた!
「キンスカの木って本当にあるの?」と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、私達の知らない所で、似たような木はたくさんあるのかもしれませんね。
【仏って何?】知っているようで知らない「仏」の意味
目覚めた人。仏という言葉は、元々そういう意味で用いられていました。古代インドの言葉であるサンスクリット語では「Buddha(ブッダ)」と言い、漢字で音写され「仏陀」となり、それが「仏」と呼ばれるようになりました。
【結界とは】実は街中結界だらけ!?
結界に、一般的に思われているようなバリア的な意味はありません。そもそもの意味は、僧侶が秩序を保つために用いた工夫です。
【喝】意味がないのに、意味はある
喝。今で言うところの「コラ」である。 この言葉は厳密には意味を持たない。しかし、ちゃんと意味がある。 「コラ!」と、親が子を想い、叱るその言葉には、愛情の気持ちが込められる。  「ゴルァ!」と、喧嘩の...

参禅

【中道を考える】「真ん中をとる」ではない
中道とは、仏教の基本となる教えの一つ。簡単にいえば、中道とは二つの極端な道に偏らないことです。(仏教エピソードでも取り上げています) そして、この中道の教えは、良く勘違いされます。 「偏らなければいい...
【線香とは】線香は何本立てればいいのですか?
先日、お参りの際、お線香についての質問を受けました。 「お線香を立てる時は1本なのか、3本なのか、一体どれが正しいのですか?」 これには正解はありません。 線香とは何? そもそも線香とは、香を焚くひと...
禅僧がおすすめする世界に通用する禅の本「禅マインド ビギナーズ・マインド」
著者とされている鈴木俊隆老師は、1960年代にアメリカに渡った禅僧です。アメリカの禅におけるその基礎を築いたと言われている人です。老師が現地で語った話をまとめたもの、つまり英語で綴られた語録が、逆輸入される形で翻訳され、日本へ渡ってきたのがこの本となります。
坐禅中、眠くなった。雑念が出る。どうしたらいい?
坐禅中、眠くなったのですが、どうしたらいいんでしょうか?眠くなるのは、人間、自然な事です。坐禅中、雑念が出てしまうのですが、どうしたらいいでしょうか?何かを思い、感じるというのも、人間、自然な事です。その思いに、雑も何もありません。
坐禅だけが坐禅ではない:時はすべて繋がっている
本日の坐禅会の茶話会でも、坐禅の姿勢についての質問を頂きました。 やはり「姿勢をどうしたらいいのか?」という所に結びつく質問は、比較的多く頂きます。 以前にも坐禅の姿勢に関して記事にしましたが、しかし...
坐禅中になる木版と鐘はどうして鳴らすの?
坐禅中になる木版や鐘。 荒村寺の坐禅会では坐禅開始前に木版を鳴らし、また坐禅開始直前に鐘を鳴らします。 以前、木版の合図と鐘の合図を両方とも坐禅開始の合図として受け取られている事があったので、坐禅中に...
坐禅の姿勢はどうしたらいいでしょうか?
実際の所、坐禅の姿勢に関して語る所は山ほどあるのですが、そもそもの論点はそこではありません。このような質問や感想の場合「(本来ならこういう坐禅の姿勢をしたいのだけれども)どうやったらいいですか?」という事が背後にあるのだと感じることが多いのです。
坐禅の時、何故靴下を脱ぐのですか?
単純に応えるならば、坐りにくいからです。これは靴下だけに限らず、服装にも言えることです……」