お釈迦さんにはたくさんの弟子がいます。そしてその弟子たちの言葉も仏典には残っています。
今回の言葉は、サンブータさんの言葉です。
ゆっくりしていてよいときに急ぎ、急がねばならぬときにゆっくりする愚人は正しい道理によって処置することができないので苦しみを受ける。
ゆっくりしてよいときにゆっくりし、急がねばならぬときに急ぐ賢者は、正しい道理によって処置することによって、幸せを獲得する。
急ぐ時には急ぐ。ゆっくりする時はゆっくりする。
現代からすれば、昔の時代はゆっくりしていたんだろうなぁと思っていた。しかし、昔もやはり忙しくする人はいたのだろう。
人間、今も昔も、変わらない。
いつも急いで、フル回転。忙しいは、心亡し。
いつもゆっくり、まぁいっか。惰性ばかりは、本気無し。
緩やかな時は緩やかに、忙しくせず。
急ぐ時は急ぎ、惰性せず。
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