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仏教トーク

煩悩が尽きるとは?|ヒナと卵・木こりのたとえ

「雑阿含経巻第10-263」の内容が基になっています。「悟る」「煩悩が尽きる」それは何なのでしょう。何を知り、何を見る人が、煩悩を尽くすというのでしょうか。ヒナとたまごのたとえ、きこりのたとえから考えてみましょう。
仏教学

煩悩とは何ですか?

煩悩という言葉は、仏教用語の中では、世間一般に広く認知されている言葉ですが、仏教の経典には、煩悩を表す言葉のレパートリーが数多くあります。この記事では、境界線が曖昧ながらも、様々な角度から表現されている煩悩というものに注目しました。
仏教学

経典上の樹木は実在しますか?「キンスカ、シリサ、ニグローダ、菩提樹」

経典上には登場する樹木。実在する木なのだろうか、どのような樹なのだろうか。気になって調べてみました。 キンスカの木 キンスカの木は、ハナモツヤクノキ(Butea monosperma)の木がモデルとな...
仏教学

「ジャータカとは? 」お釈迦さんの前世(?)物語

ジャータカとは、一言でいうと「お釈迦さんの前世ぜんせの物語」です。ただし、前世といってもその言葉の解釈には、注意が必要です。 仮に、別の言い方をするならば、「昔話」といっても差し支えないでしょう。 日...
雑記

ザルの知識、大海の智慧

そもそも、海はすくい取ることのできるものでもないのでしょう。ならばそのザルは邪魔なのかといえば、そうではないのかもしれません。むしろ、ザルがあるからこそ、その小さなザルで、大海のありようを感じられるのかもしれません。
雑記

月明かり

荒村寺のある伊丹は、夜、煌々こうこうと明かりがついている。だから、生まれてこの方、月明りなんて気にしたことがなかった。 私が月の明るさを知ったのは、アメリカの禅センターでの事。 その禅センターは山の奥...
雑記

坐禅の道具について|大きい座布団珍しいですね?

坐禅の際に用いる坐蒲ざふと座布団。 荒村寺の坐禅会では、座布団を敷いて、その坐蒲を置いています。丸いクッションのようなものが坐蒲ですね。 「この大きな座布団が珍しい」と言われることがあったので、今回は...
仏教学

お経の分類:文字の違いについて

「お経に、漢字ばかり書かれているものと和文のものとがあるけれど、これは何故?」 今回は、この質問に関して、記事にまとめてみました。 お経の分類(文字) お経の分類の仕方には様々なものがありますが、その...
雑記

エジプト一人旅での出来事

禅の言葉に「身心一如」という言葉があります。 禅学大辞典では、以下の様に説明されています。 身心一如 身心不二・身心如一ともいう。 肉体と精神と一体不二でなること。 身と心とは同一体の両面として、身は...
禅僧ちしょうの棚

禅僧がおすすめする原始仏教経典の翻訳書「神々との対話、悪魔との対話」

中村元さんの著書は、岩波文庫から数多くでており、比較的、入手しやすい本です。文庫本は持ち運びもしやすく、以前紹介した増谷文雄さんの仏教書より安く手に入ります。
参禅

【中道を考える】「真ん中をとる」ではない

中道とは、仏教の基本となる教えの一つ。簡単にいえば、中道とは二つの極端な道に偏らないことです。(仏教エピソードでも取り上げています) そして、この中道の教えは、良く勘違いされます。 「偏らなければいい...
雑記

ひよこのおふじさん。

荒村寺にひよこがやっていました。 その名も「おふじさん」。 こちらは生後約10日目の写真です。 元気いっぱいジャンプして、仮住まいの段ボールから飛び出てきます。結構な勢いで”高く”ジャンプする所から、...
仏教学

【微妙は仏教の言葉ですか?】これは<みみょう>と読みます。

皆さんは、微妙びみょう(以下、「微妙(びみょう)」)という言葉を聞いて、どのような印象を受けるでしょうか。私は、どちらかといえば、否定的な印象、マイナスの印象を受けます。 しかし、仏教では、微妙みみょ...
雑記

聞こえているのに聴いていない音

温かくなってきてました。うちの番犬 "ちゃも" も、のんびり、ひなたぼっこしています。 ただ、動画を観てもらえばわかりますが、近くで工事がはじまり、結構な音がしていますね。 「よくこんなにうるさい中で...
雑記

手綱とするか、縛りとするか。どちらも同じ縄といえど。

ルール(規則)、約束事、法律など、世の中には、さまざまな決まりがある。 それにより行動を制限され、またそれを束縛だと感じることもあるだろう。 そして、自らが縛られるということは、何とも苦しいことだ。 ...
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