【中道を考える】道は一直線ではない。
雑記
自己は、斯くも不思議である。
その時感じた自分のありのままを、全身全力で言葉を綴る。綴られた言葉は、時が流れ過ぎても、綴られた時のまま、そこに残る。あの日、綴った自分の言葉。確かに自分で綴った言葉。でも、しばらく経つと、その言葉は...
完璧主義(?)、頑張りすぎちゃうあなたを観ていると……
その日は習い事があった。出かける前に、カバンの中を確認した。準備物はバッチリ。時間も5分ほど余裕がある。うん、大丈夫だ。さぁ、出発!でも、道中、ふと気づく。「あっ、ズボン履き替えるの忘れてた……」途端...
地によって倒れ、また地によって起き上がる。
人は地につまづく。そして悩む。地に足をすくわれ、よろめき、地に倒れ込む。そして苦しむ。しかし、人は起き上がる。地に手をつき、足をつけ、地に支えられて、また立ち上がる。
大事にするって何だろう……
大事にするって何だろう……?大事にしているもの、大切だと思えるもの……。もし、それを失ったら、きっと悲しくて苦しいだろう。失いたくない。だから守りたい。できるだけ危険から遠ざけたい。大切に思うからこそ...
水から学ぶ仏法のイメージ
法という字は、サンズイ(三水)に去ると書く。それは水の流れをイメージさせる。そんな水のあり方を表す文字が法だということも、きっと偶然ではないのだろう。
変わりゆく代えられない過去:ステータスと仏教
これは、アメリカの禅センターでの事です。私はその人とゲームの話をしました。ゲームの話といっても、単なる趣味の話というだけではありません。私自身の過去の話です。
見ようとすれば見えなくなる:望遠鏡
このあいだ、倉庫の奥深くに眠っていた天体望遠鏡と久しぶりのご対面を果たしました。望遠鏡って結構難しいんですよ。その理由を考えると、人間の物の見え方、捉え方の話にも結び付いてきます。
修行の真偽
しめしていはく、しるべし、仏家には教の殊列を対論することなく、法の浅深をえらばず、ただし、修行の真偽をしるべし。【中古】 正法眼蔵(1) 岩波文庫/道元(著者),水野弥穂子価格:665円(2023/1...
ゲームと見返り
私はゲームが好きだ。理由わけあって、最新のゲームには手を出さないようにしているが、アクション、シュミレーション、RPG、ストラテジー、FPS等、様々なジャンルのゲームをする。あれやこれや考え、プレイし...
はじめての自転車:できるできないに関わらず、楽しいはある
子供が自転車の練習をしている。まだ誰かが後ろで支えていないと乗ることができない。左に傾き、右に傾き、何度も何度も自転車はバランスを失う。時にはこけてしまうこともある。それでも、何度も何度も繰り返し繰り...
長いと短い。人によって感じ方は違う。
長い。短い。感じ方は人それぞれ。たとえ同じ長さだとしても、ある人は長いと感じ、ある人は短いと感じる。例えば、こんなふうに。上下の横線の長さは同じ。しかし、長さが違って見える。同じことをしていても、長く...
知識を消化する:本当に理解するという事は……
お米をたべる。味噌汁を食べる。煮物を食べる。野菜炒めを食べる。焼き魚を食べる。それらの食材は全て別々のもの。別々の料理を食べて、お腹の中でまぜこぜになる。まぜこぜどころか、溶け合って、もはやどれがどれ...
固閉柔開:狭くなる視野、広がる視野
こうしよう、こうしなければと、意気込めば意気込むほど、身体は固くなる。凝り固まれば、固まる程、閉じていく。閉じると、見えなくなる。視野は狭くなる。そうして、自分が固くなっていることにすら、気づかなくな...
空気:空は無でもなく、そのまんまでもない。
空気を観て
基本:「できる、できない」ではなく「する、しない」、いや、さらに言えば……
「できるか、できないか(I can do it or not)」ではない。「するか、しないか(I do it or not)」である。いや、もっといえば「どうするか、しないか(do or not)」で...