仏教学煩悩とは何ですか? 煩悩という言葉は、仏教用語の中では、世間一般に広く認知されている言葉ですが、仏教の経典には、煩悩を表す言葉のレパートリーが数多くあります。この記事では、境界線が曖昧ながらも、様々な角度から表現されている煩悩というものに注目しました。2021.11.26法の種仏教学
仏教学経典上の樹木は実在しますか?「キンスカ、シリサ、ニグローダ、菩提樹」 経典上には登場する樹木。実在する木なのだろうか、どのような樹なのだろうか。気になって調べてみました。キンスカの木キンスカの木は、ハナモツヤクノキ(Buteamonosperma)の木がモデルとなってい...2021.09.24法の種仏教学
仏教学「ジャータカとは? 」お釈迦さんの前世(?)物語 ジャータカとは、一言でいうと「お釈迦さんの前世ぜんせの物語」です。ただし、前世といってもその言葉の解釈には、注意が必要です。仮に、別の言い方をするならば、「昔話」といっても差し支えないでしょう。日本の...2021.07.23法の種仏教学
仏教学お経の分類:文字の違いについて 「お経に、漢字ばかり書かれているものと和文のものとがあるけれど、これは何故?」今回は、この質問に関して、記事にまとめてみました。お経の分類(文字)お経の分類の仕方には様々なものがありますが、そのうちの...2020.08.01法の種仏教学
仏教学【ちしょうの本棚】神々との対話、悪魔との対話 私が古いお経について調べる時使う仏教書は、主に以下の二人の著者の本を使っています。一つが、以前紹介した、増谷文雄さんの仏教書。そしてもう一つが今回、紹介する中村元さんの仏教書です。中村元さんの著書中村...2020.07.18法の種仏教学
仏教学【微妙は仏教の言葉ですか?】これは<みみょう>と読みます。 皆さんは、微妙びみょう(以下、「微妙(びみょう)」)という言葉を聞いて、どのような印象を受けるでしょうか。私は、どちらかといえば、否定的な印象、マイナスの印象を受けます。しかし、仏教では、微妙みみょう...2020.05.30法の種仏教学
仏教学【塔婆(とうば)とは?】成り立ちから意味を考える 下の写真に写っている塔婆。木でできている、板状になっている、そして、そこには文字が書かれています。例えば、法事やお墓参りなど、仏教の行事に参加する時に、何かと触れる機会があるのではないでしょうか。さて...2020.04.11法の種仏教学
仏教学【ちしょうの本棚】フィーリングブッダ お釈迦さんの教えが初めて他の人に伝わった時、どのような話をしたか、みなさんはご存知でしょうか?その時に話した代表的な教えの中に「四諦したい(四聖諦ししょうたい)」という教えがあります。(仏教エピソード...2020.04.04法の種仏教学
仏教学心が安定するのが安心(あんじん) 仏教には安心あんじんという言葉がある。誤解のないように繰り返すが、安心と書いて、あんじ・んと読む。(以下、<安心(あんじん)>)一方で、私達が一般的に使うのは、安心(あんしん)と読む。(以下、「安心(...2020.03.07法の種仏教学
仏教学【中道を考える】道は一直線ではない。 中道とは、仏教の基本となる教えの一つ。簡単にいえば、中道とは二つの極端な道に偏らないことです。(仏教エピソードでも取り上げています)そして、この中道の教えは、良く勘違いされます。「偏らなければいいので...2020.02.15法の種仏教学