坐禅中の呼吸はどうすればいいのですか? 思量箇不思量底ってどういうこと?
法の種
手綱とするか、縛りとするか。どちらも同じ縄といえど。
ルール(規則)、約束事、法律など、世の中には、さまざまな決まりがある。 それにより行動を制限され、またそれを束縛だと感じることもあるだろう。 そして、自らが縛られるということは、何とも苦しいことだ。 ...
坐禅はまるで独楽の様に……
久しぶりに、独楽こま回しをしました。 小学生の時に随分遊んでいた独楽こま。実はその頃持っていた独楽こま達を見つけたので、久しぶりに回してみました。 ひもをまいて、サッとなげる。あのころと同じように回せ...
【塔婆(とうば)とは?】成り立ちから意味を考える
下の写真に写っている塔婆。 木でできている、板状になっている、そして、そこには文字が書かれています。 例えば、法事やお墓参りなど、仏教の行事に参加する時に、何かと触れる機会があるのではないでしょうか。...
禅僧がおすすめするイギリスから日本に逆輸入された仏教書「フィーリングブッダ」
お釈迦さんの教えが初めて他の人に伝わった時、どのような話をしたか、みなさんはご存知でしょうか? その時に話した代表的な教えの中に「四諦したい(四聖諦ししょうたい)」という教えがあります。(仏教エピソー...
自己は、斯くも不思議である。
その時感じた自分のありのままを、全身全力で言葉を綴る。 綴られた言葉は、時が流れ過ぎても、綴られた時のまま、そこに残る。 あの日、綴った自分の言葉。確かに自分で綴った言葉。 でも、しばらく経つと、その...
心が安定するのが安心(あんじん)
仏教には安心あんじんという言葉がある。 誤解のないように繰り返すが、安心と書いて、あんじ・んと読む。(以下、<安心(あんじん)>) 一方で、私達が一般的に使うのは、安心(あんしん)と読む。(以下、「安...
【中道を考える】道は一直線ではない。
中道とは、仏教の基本となる教えの一つ。簡単にいえば、中道とは二つの極端な道に偏らないことです。(仏教エピソードでも取り上げています) そして、この中道の教えは、良く勘違いされます。 「偏らなければいい...
完璧主義(?)、頑張りすぎちゃうあなたを観ていると……
その日は習い事があった。 出かける前に、カバンの中を確認した。準備物はバッチリ。 時間も5分ほど余裕がある。うん、大丈夫だ。 さぁ、出発! でも、道中、ふと気づく。 「あっ、ズボン履き替えるの忘れてた...
地によって倒れ、また地によって起き上がる。
人は地につまづく。そして悩む。地に足をすくわれ、よろめき、地に倒れ込む。そして苦しむ。しかし、人は起き上がる。地に手をつき、足をつけ、地に支えられて、また立ち上がる。
大事にするって何だろう……
大事にするって何だろう……? 大事にしているもの、大切だと思えるもの……。 もし、それを失ったら、きっと悲しくて苦しいだろう。 失いたくない。だから守りたい。できるだけ危険から遠ざけたい。 大切に思う...
水から学ぶ仏法のイメージ
法という字は、サンズイ(三水)に去ると書く。それは水の流れをイメージさせる。そんな水のあり方を表す文字が法だということも、きっと偶然ではないのだろう。
変わりゆく代えられない過去:ステータスと仏教
これは、アメリカの禅センターでの事です。私はその人とゲームの話をしました。ゲームの話といっても、単なる趣味の話というだけではありません。私自身の過去の話です。
見ようとすれば見えなくなる:望遠鏡
このあいだ、倉庫の奥深くに眠っていた天体望遠鏡と久しぶりのご対面を果たしました。望遠鏡って結構難しいんですよ。その理由を考えると、人間の物の見え方、捉え方の話にも結び付いてきます。
修行の真偽
しめしていはく、しるべし、仏家には教の殊列を対論することなく、法の浅深をえらばず、ただし、修行の真偽をしるべし。 【中古】 正法眼蔵(1) 岩波文庫/道元(著者),水野弥穂子 価格:665円 (202...
仏教でよく使われる「法」の意味を考える|「仏教で「法」はよくつかわれますが、どういう意味ですか?」
仏教において「法」という言葉には、実に様々な意味が込められています。ということで、今回は「法」という言葉についてまとめました。