法の種

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時計の世界

時計は動く。この動いている世界の時をつげる為に。時計が時計として動くには、歯車やネジや軸といった他にもたくさんの部品パーツが欠かせない。単純に歯車やネジといってもひとつではなく、それぞれに役割がある。...
禅僧ちしょうの棚

禅僧がお世話になっている仏教サイトと本「大正新脩大藏經テキストデータベース&国訳一切経」

今回は仏教トークや仏教エピソードを書く際にお世話になっているサイトと本についてご紹介します。これら二つのコンテンツは、古いお経を自分なりに翻訳して、サイトにアップしています。しかし、私のような一僧侶が...
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あらゆるものはそれを教えてくれる先生である。

アメリカ禅センターいた時の事だ。一緒に禅センターで過ごしている方と仏教の話をしていた。一通り仏教の話が終わった後、その方からこう問われた。「who is your teacher?(あなたの師事してい...
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あらゆるものはそれを教えてくれる先生である。|仏教用語諸法実相

仏教を勉強している中で、なーんとなくですが、気になる言葉というものがでてきます。「諸法実相」という仏教の言葉、これも私にとって、初見からなんとなく気になる言葉の一つでした。あらゆるものが先生私は大学の...
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お釈迦さんの出家後の足跡|禅僧の「中阿含羅摩経」講話メモ③

私達人間には、避けられない苦しみがあります。例えば、老い、病気、死。生きていく中でも、大切な人との別れや偶然の事故など、避けられない苦しみがあります。お釈迦さんは、その避けられない苦しみに気づいた時の...
法の種

苦しみの解決の求め方|禅僧の「中阿含羅摩経」講話メモ②

お釈迦さんの出家の動機については以前以下の記事にも書きました。「老・病・死などの避けられない苦しみがあることに気づいた」ことが、お釈迦さんにとって出家する大きな動機となりました。これら避けられない苦し...
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お釈迦さんの人間味を感じさせるシーン|禅僧の「中阿含羅摩経」講話メモ①

古いお経を読んでいると、お釈迦さんと弟子達やり取りの中で、人間味あふれる行動をしている姿をよく見かけます。私はお経の中で見えるこういったシーンがとても好きです。私が仏教の事についてあまり知らなかった頃...
禅僧ちしょうの棚

禅僧がおすすめする仏教学の本「仏教と人間 主体的アプローチ」仏教の基礎知識がまとまっています。

仏教を学び始める際に、まず難しく感じてしまうのが、仏教で用いられる言葉、仏教用語です。現代と同じ言葉でも全く意味が異なっているものがたくさんあります。そんな仏教の基礎用語、いや仏教を学ぶために必要な要...
法の種

お釈迦さんの幼い頃について語られている数少ない経典|禅僧の「中阿含柔軟経」講話メモ①

お釈迦さんの若い頃について語られている数少ない経典。ここでいう古い経典とはアーガマとニカーヤです。仏の誕生の話として有名な天上天下唯我独尊の話は後世に作られたお経であり、またお釈迦さんの話ではなく元々、毘婆尸仏びばしぶつが誕生した際に説いた事です。
法の種

お釈迦さんの出家の動機について/四門出遊の伝説|禅僧の「中阿含柔軟経」講話メモ②

お釈迦さんの若い頃について語られている数少ない経典。ここでいう古い経典とはアーガマとニカーヤです。仏の誕生の話として有名な天上天下唯我独尊の話は後世に作られたお経であり、またお釈迦さんの話ではなく元々、毘婆尸仏びばしぶつが誕生した際に説いた事です。
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「苦」「楽」を考える|四法印について

仏教において「苦」や「楽」について考える機会は多い。仏教学を学ぶと「一切行苦」など四法印を学ぶ際に必ず「苦」について触れることになる。一切行苦とは「全ては苦である」という意味だ。しかし私自身は「全ては苦である」という言葉に納得がいかなかった。なぜなら「楽」はあるからだ。全てが苦であるのなら、楽はないということだろう。しかし、そもそもその考え方が間違っている。苦があるのなら、楽はあるのだ。楽があるのなら、苦があるのだ。苦楽は考える上で分けられないのだ。この記事では「苦」「楽」についての思う所をまとめてみた。
法の種

「いただきます」「ごちそうさま」に込める意味「五観の偈」

「いただきます」「ごちそうさま」そして手を合わせる。食事時の挨拶ですが、皆さんは、どんな意味を込めていますか? 私が、真っ先に思い起こすのは「五観の偈」の一番目の言葉です。
禅僧ちしょうの棚

読経・木魚についての雑学|経典を自作して学んだ事

お坊さんが読むお経は、いつも同じ……ではありません。その一言をきっかけに、私は自分で読誦経典を作ることにしました。
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動画編集後記「動画の編集順について」

「出典:雑阿含経巻第15-389」仏教の基礎の教えの内の一つ「四諦」。この四諦のたとえ話である「良医のたとえ」は知る人ぞ知るお話です。
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私にお葬式・供養の意味を与えてくれたおばあちゃんの話

私が高校生の頃に祖母おばあちゃんは亡くなった。私にとって初めて身近な人を亡くした時だ。それまでの私にはよくわからなかった。お寺で生まれたがよくわからなった。「どうして供養をするの?」「供養って何なの?...
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