仏教でよく使われる「法」の意味を考える|「仏教で「法」はよくつかわれますが、どういう意味ですか?」
お釈迦さん
正見(正しく見る)とは?【動画仏教トーク】
「出典:雑阿含経巻第12-301」お釈迦さんがいう「正見(しょうけん)」とは、どういうことなのでしょうか? 例えば「有」「無」。とりあえず、この二つの分け方から考えてみましょう。お釈迦さんとカッチャーヤナゴッタさんとの対話から
心に育つ樹|ニグローダの樹のたとえ
本記事は「雑阿含経巻第26-708」の内容を基に作りました。私達の心の中では、樹が育っていく。
仏法の教え方の違い|乳母のたとえ
本記事は「雑阿含経巻第26-685」の内容を基に作りました。伝えたい事は同じでも、伝え方は千差万別。弟子への伝え方の違いを、乳母と赤ん坊に喩えて説いています。
罠にかかった猿のたとえ
本記事は「雑阿含経巻第24-620」の内容を基に作りました。罠に捕らわれてしまい身動きがとれなくなってしまった猿のように、私人間も捕らわれ縛られてしまうことがある(無縄自縛)
曲芸師の師匠と弟子の話|自らを護るものは他を護る。他を護るものは自らを護る。
出典「雑阿含経巻第24-619」
計るという病い【動画仏教トーク】
▽原作「仏教トーク」 仏教と心の分野 私達の頭、いや心といえばいいのでしょうか。内面で日々色々な事を考えて生きています。一言で考えるといっても、この内面の働きは分けようと思えば、様々な種類の考え方があ...
修行者は自己を調理する善き料理人
本記事は「雑阿含経巻第24-616」の内容を基に作りました。自己を調理(ととの)える。自分を大切にするってことは、なにも自分だけを大切にすることってことだけじゃない。自己を調えることで、他者から大事にされるようになる。
【動画】風のたとえ(仏教の基礎「四諦」の教えについて )
「出典:雑阿含経巻第17-471」
仏教の基礎の教え「四諦」は、火や風などのたとえから考えるととてもイメージしやすいです。お経の中でも、よくたとえ話がされているので、それら別々のたとえ話あわせて考えると、また理解が膨らみます。
大丈夫とは?|普段から使っている仏教用語、古い経典にも載っています。
「雑阿含経巻第22-614」の内容が基になっています。「大丈夫!」と普段何気なく使っている言葉は仏教由来の言葉です。自己の身心をよく観察し、考察し、よく知る。これが「大丈夫」という意味です。
お釈迦さんの出家後の足跡|禅僧の「中阿含羅摩経」講話メモ③
私達人間には、避けられない苦しみがあります。例えば、老い、病気、死。生きていく中でも、大切な人との別れや偶然の事故など、避けられない苦しみがあります。 お釈迦さんは、その避けられない苦しみに気づいた時...
苦しみの解決の求め方|禅僧の「中阿含羅摩経」講話メモ②
お釈迦さんの出家の動機については以前以下の記事にも書きました。 「老・病・死などの避けられない苦しみがあることに気づいた」ことが、お釈迦さんにとって出家する大きな動機となりました。 これら避けられない...
一切は燃えている|煩悩を火(炎)に喩えて【動画仏教トーク】
動画+編集後記。教科書で読んで学ぶだけなのか、実際に現場に出て学ぶのか。この学びの違いはとても大きなものです。きっとお経というもの同じように、現場に出て学ぶと印象が変わるはずだと私は思います。
黒い牛と白い牛|シッタラ(質多羅)長者
「雑阿含経巻第21-572」の内容が基になっています。黒い牛と白い牛ですが内容は「卵が先か鶏が先か」といったような話です。ずっと昔から人類は同じようなことで考えてしまうのですね。
お釈迦さんの人間味を感じさせるシーン|禅僧の「中阿含羅摩経」講話メモ①
古いお経を読んでいると、お釈迦さんと弟子達やり取りの中で、人間味あふれる行動をしている姿をよく見かけます。私はお経の中で見えるこういったシーンがとても好きです。 私が仏教の事についてあまり知らなかった...
お釈迦さんの出家の動機について/四門出遊の伝説|禅僧の「中阿含柔軟経」講話メモ②
お釈迦さんの若い頃について語られている数少ない経典。ここでいう古い経典とはアーガマとニカーヤです。仏の誕生の話として有名な天上天下唯我独尊の話は後世に作られたお経であり、またお釈迦さんの話ではなく元々、毘婆尸仏びばしぶつが誕生した際に説いた事です。