ちしょう(智彰)

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仏教トーク

琴のたとえ|「才能がないから弟子やめる」とお釈迦さんに相談したソーナさんの話

「出典:雑阿含経巻第9-254」修行を人一倍頑張っていたソーナさん。しかし、全く悟ることができません。「もう才能がないから私には無理。弟子をやめたい」お釈迦さんはに相談にいきました。そこで語られたのは、琴のたとえ話でした。
仏教トーク

無明とは?|サーリプッタの解説

「出典:雑阿含経巻第9-251」仏教の言葉「無明」は、阿含経の中でどのように説かれているか。知るとは何? 無知とは何? 明らかでない、知らないとも理解されるこの言葉について、お経のサーリプッタさんの言葉と共に考えます。
仏教トーク

計る病|考えることでも悩みが生まれる。それは「計る」が原因かも?

「出典:雑阿含経巻第8-227」雑阿含経の中にある「計る」についての話。「考える」と一言で言っても、その考え方には色々なものがあります。その中で、お釈迦さんは、計るは病と説いています。考えることについて、あまり考えすぎないように、真剣に考えてみましょう。
仏教トーク

三脚のたとえ|老いや死の原因は? 自分のせい、それとも他のせい?

「出典:雑阿含経巻第12-288」雑阿含経にあるカメラの固定台としても使う三脚のたとえ話。「そうじゃない」と言葉を聞いた時、全部が否定されていると感じるならば、ひょっとしたら、それは相手の言葉を全然違う意味で受け取っているのかもしれません。
雑記

アナログとデジタル

この間、ふと気になって、デジタルとアナログの違いについて調べてみると、その意味が自分の認識とずいぶん違っていました。その時に思いついたことを書きました。
仏教トーク

天眼の異名は失敗を活かした洞察力あった!?「アヌルッダ(阿那律)の不眠不休の誓いと洞察」

「出典:増一阿含経巻第31-5」天眼第一とも称されるアヌルッダ(阿那律)さん。その失敗を教訓にして、仏道の学びへと変えた洞察力こそ、天眼なのかもしれません。(原文をあたってみると、お釈迦さんやアヌルッダさんとのやり取りは、とても人間味を感じ、親しみが湧いてきます。)
仏教トーク

煩悩が尽きるとは?|ヒナと卵・木こりのたとえ

「雑阿含経巻第10-263」の内容が基になっています。「悟る」「煩悩が尽きる」それは何なのでしょう。何を知り、何を見る人が、煩悩を尽くすというのでしょうか。ヒナとたまごのたとえ、きこりのたとえから考えてみましょう。
仏教学

煩悩とは何ですか?

煩悩という言葉は、仏教用語の中では、世間一般に広く認知されている言葉ですが、仏教の経典には、煩悩を表す言葉のレパートリーが数多くあります。この記事では、境界線が曖昧ながらも、様々な角度から表現されている煩悩というものに注目しました。
仏教学

経典上の樹木は実在しますか?「キンスカ、シリサ、ニグローダ、菩提樹」

経典上には登場する樹木。実在する木なのだろうか、どのような樹なのだろうか。気になって調べてみました。キンスカの木キンスカの木は、ハナモツヤクノキ(Butea monosperma)の木がモデルとなって...
仏教学

「ジャータカとは? 」お釈迦さんの前世(?)物語

ジャータカとは、一言でいうと「お釈迦さんの前世ぜんせの物語」です。ただし、前世といってもその言葉の解釈には、注意が必要です。仮に、別の言い方をするならば、「昔話」といっても差し支えないでしょう。日本の...
雑記

ザルの知識、大海の智慧

そもそも、海はすくい取ることのできるものでもないのでしょう。ならばそのザルは邪魔なのかといえば、そうではないのかもしれません。むしろ、ザルがあるからこそ、その小さなザルで、大海のありようを感じられるのかもしれません。
雑記

月明かり

荒村寺のある伊丹は、夜、煌々こうこうと明かりがついている。だから、生まれてこの方、月明りなんて気にしたことがなかった。私が月の明るさを知ったのは、アメリカの禅センターでの事。その禅センターは山の奥のそ...
雑記

坐禅の道具について|大きい座布団珍しいですね?

坐禅の際に用いる坐蒲ざふと座布団。荒村寺の坐禅会では、座布団を敷いて、その坐蒲を置いています。丸いクッションのようなものが坐蒲ですね。「この大きな座布団が珍しい」と言われることがあったので、今回は、そ...
仏教学

お経の分類:文字の違いについて

「お経に、漢字ばかり書かれているものと和文のものとがあるけれど、これは何故?」今回は、この質問に関して、記事にまとめてみました。お経の分類(文字)お経の分類の仕方には様々なものがありますが、そのうちの...
雑記

エジプト一人旅での出来事

禅の言葉に「身心一如」という言葉があります。禅学大辞典では、以下の様に説明されています。身心一如 身心不二・身心如一ともいう。肉体と精神と一体不二でなること。身と心とは同一体の両面として、身は心の身で...
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