法の種

お釈迦さんの出家の動機について/四門出遊の伝説|禅僧の「中阿含柔軟経」講話メモ②

お釈迦さんの若い頃について語られている数少ない経典。ここでいう古い経典とはアーガマとニカーヤです。仏の誕生の話として有名な天上天下唯我独尊の話は後世に作られたお経であり、またお釈迦さんの話ではなく元々、毘婆尸仏びばしぶつが誕生した際に説いた事です。
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「苦」「楽」を考える|四法印について

仏教において「苦」や「楽」について考える機会は多い。仏教学を学ぶと「一切行苦」など四法印を学ぶ際に必ず「苦」について触れることになる。一切行苦とは「全ては苦である」という意味だ。しかし私自身は「全ては苦である」という言葉に納得がいかなかった。なぜなら「楽」はあるからだ。全てが苦であるのなら、楽はないということだろう。しかし、そもそもその考え方が間違っている。苦があるのなら、楽はあるのだ。楽があるのなら、苦があるのだ。苦楽は考える上で分けられないのだ。この記事では「苦」「楽」についての思う所をまとめてみた。
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「いただきます」「ごちそうさま」に込める意味「五観の偈」

「いただきます」「ごちそうさま」そして手を合わせる。食事時の挨拶ですが、皆さんは、どんな意味を込めていますか? 私が、真っ先に思い起こすのは「五観の偈」の一番目の言葉です。
禅僧ちしょうの棚

読経・木魚についての雑学|経典を自作して学んだ事

お坊さんが読むお経は、いつも同じ……ではありません。その一言をきっかけに、私は自分で読誦経典を作ることにしました。
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動画編集後記「動画の編集順について」

「出典:雑阿含経巻第15-389」仏教の基礎の教えの内の一つ「四諦」。この四諦のたとえ話である「良医のたとえ」は知る人ぞ知るお話です。
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私にお葬式・供養の意味を与えてくれたおばあちゃんの話

私が高校生の頃に祖母おばあちゃんは亡くなった。私にとって初めて身近な人を亡くした時だ。それまでの私にはよくわからなかった。お寺で生まれたがよくわからなった。「どうして供養をするの?」「供養って何なの?...
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動画編集後記「言葉の隙間に潜むメッセージ」

仏教エピソードでも、仏教トークでも、動画でも必ずこの話から作っているぐらい、私はこのお経の話が好きです。
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修行の真偽

しめしていはく、しるべし、仏家には教の殊列を対論することなく、法の浅深をえらばず、ただし、修行の真偽をしるべし。【中古】 正法眼蔵(1) 岩波文庫/道元(著者),水野弥穂子価格:665円(2023/1...
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【塔婆(とうば)とは?】成り立ちから意味を考える

下の写真に写っている塔婆。木でできている、板状になっている、そして、そこには文字が書かれています。例えば、法事やお墓参りなど、仏教の行事に参加する時に、何かと触れる機会があるのではないでしょうか。さて...
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【微妙は仏教の言葉ですか?】これは<みみょう>と読みます。

皆さんは、微妙びみょう(以下、「微妙(びみょう)」)という言葉を聞いて、どのような印象を受けるでしょうか。私は、どちらかといえば、否定的な印象、マイナスの印象を受けます。しかし、仏教では、微妙みみょう...
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経典上の樹木は実在しますか?「キンスカ、シリサ、ニグローダ、菩提樹」

経典上には登場する樹木。実在する木なのだろうか、どのような樹なのだろうか。気になって調べてみました。キンスカの木キンスカの木は、ハナモツヤクノキ(Butea monosperma)の木がモデルとなって...
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数珠が切れたら、どうなる?

Q:数珠がきれたら、どうなるか?A:当然、一つ一つの珠たまがバラバラになる。Q:切れたら縁起が悪いって聞きますけど?A:その縁起という言葉は、仏教でいう「縁起」の意味と全然違うものになっている。私は珠...
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夏の訪れ

今年も暑くなってきた。日差しも強い。梅雨入り宣言から、だいぶ日にちも経ち、ようやく今シーズンの花粉症とも、おさらばだ。庭の雑草も、つい最近まであんなに小さかったのに、ちょっと見ないうちに、かなり背が伸...
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アナログとデジタル

この間、ふと気になって、デジタルとアナログの違いについて調べてみると、その意味が自分の認識とずいぶん違っていました。その時に思いついたことを書きました。
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煩悩とは何ですか?

煩悩という言葉は、仏教用語の中では、世間一般に広く認知されている言葉ですが、仏教の経典には、煩悩を表す言葉のレパートリーが数多くあります。この記事では、境界線が曖昧ながらも、様々な角度から表現されている煩悩というものに注目しました。
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