読経・木魚についての雑学|経典を自作して学んだ事
海外
月明かり
荒村寺のある伊丹は、夜、煌々こうこうと明かりがついている。だから、生まれてこの方、月明りなんて気にしたことがなかった。 私が月の明るさを知ったのは、アメリカの禅センターでの事。 その禅センターは山の奥...
坐禅の道具について|大きい座布団珍しいですね?
坐禅の際に用いる坐蒲ざふと座布団。 荒村寺の坐禅会では、座布団を敷いて、その坐蒲を置いています。丸いクッションのようなものが坐蒲ですね。 「この大きな座布団が珍しい」と言われることがあったので、今回は...
エジプト一人旅での出来事
禅の言葉に「身心一如」という言葉があります。 禅学大辞典では、以下の様に説明されています。 身心一如 身心不二・身心如一ともいう。 肉体と精神と一体不二でなること。 身と心とは同一体の両面として、身は...
【中道を考える】「真ん中をとる」ではない
中道とは、仏教の基本となる教えの一つ。簡単にいえば、中道とは二つの極端な道に偏らないことです。(仏教エピソードでも取り上げています) そして、この中道の教えは、良く勘違いされます。 「偏らなければいい...
お袈裟:変化してきた僧侶の服装|「なぜお坊さんは、その恰好をしているのですか?」
元々、私達日本人僧侶が着る大衣と呼ばれる衣は、その昔、中国の役人が着ていた服装です。今でいうスーツみたいなものですね。
禅僧がおすすめする世界に通用する禅の本「禅マインド ビギナーズ・マインド」
著者とされている鈴木俊隆老師は、1960年代にアメリカに渡った禅僧です。アメリカの禅におけるその基礎を築いたと言われている人です。老師が現地で語った話をまとめたもの、つまり英語で綴られた語録が、逆輸入される形で翻訳され、日本へ渡ってきたのがこの本となります。
【海外にもお寺があると聞いたのですが?】海外にもある曹洞宗のお寺
日本のみならず、海外にもある禅寺。ただし、一口にお寺といっても、その形は様々です。
「神様はいる?いない?」その時私が応えた事
イギリス留学中のある日。友達であるキリスト教徒の学生による勉強会で「神様がいるのか、いないのか」という議論に。「君はどう思う?」と様子を見ていた私にも意見を求められ……。
【修道女(シスター)との会話】私達は同じ山を登っている
イギリス留学中、修道女の方とお話しした時「仏教とキリスト教って共通する所がたくさんあるね」といろんな話で盛り上がりました。その中で特に印象に残ってる話は、その事を山に喩えて話し合ったことです。
どんな水にも月は宿る:仏教を理解する
だから、まずは自分をしっかりと見つめて、月の明かりに気づいてほしい。水のあり方を観てほしい。
スフィンクスは何を見る?:実際に行けば見えてくる新たな一面
エジプトにある有名なスフィンクス。最近では割と有名な話かもしれませんが、スフィンクスが見ている景色はどんな風なのか、知っていますか?
【合掌とは何?】 合掌が教えてくれる事
その型を学び、そこから、どうしてその型があるのかと疑問を持つ中で、型が自然と様々な事を教えてくれる。そうして耳を澄ませば聞こえてくる様々な教えを元に、いずれ自然と自分に合う型ができあがってくるのではないかというのが私の考えです。
陽光寺禅マウンテンセンター
レジデンスとして滞在するにあたって、まず押さえておかなければならない事。それはスケジュールです。まずは制中(せいちゅう)と解間(げあい)について述べさせていただきましょう。
アメリカの禅の学び舎、禅センター
ロサンゼルスから車で8時間。山を奥へ奥へ。そしてやっと禅センターが見えてきました。
エジプトの交通ルール
自由に囚われると自由が自由でなくなってしまいます。