仏教でよく使われる「法」の意味を考える|「仏教で「法」はよくつかわれますが、どういう意味ですか?」
禅僧がおすすめする仏教の専門辞書「岩波 仏教辞典」
仏教の勉学には欠かせない、仏教専門辞書。
問いを深める。それ即ち、山を登りはじめることである。
深きことは、高きこと。
禅僧がおすすめする日常から仏教が垣間見える本「ブッタとシッタカブッタ」
「何か、おすすめの本はありませんか?」と尋ねられる時、「できれば、簡単な……」或いは「できれば読みやすいもので……」などと、学術書とは違い、入りやすいものを紹介してほしいという事はよくあります。そんな時におすすめしてる本がこれです。
坐禅中になる木版と鐘はどうして鳴らすの?
坐禅中になる木版や鐘。 荒村寺の坐禅会では坐禅開始前に木版を鳴らし、また坐禅開始直前に鐘を鳴らします。 以前、木版の合図と鐘の合図を両方とも坐禅開始の合図として受け取られている事があったので、坐禅中に...
般若心経について:わからないと理解
本日の質問 般若心経の中で「度一切苦厄」があるが、鳩摩羅什の翻訳されたもの以降から追加されたものと聞いたのですが? 質問については、まず前提としてある程度の知識がないと話についてこられないと思いました...
I know, I see:知ること、見えること
(問)「わかってる?」(答)「知ってる!」「分かってる!」それはわかっているようでわかっていない。見えていない。
坐禅の姿勢はどうしたらいいでしょうか?
実際の所、坐禅の姿勢に関して語る所は山ほどあるのですが、そもそもの論点はそこではありません。このような質問や感想の場合「(本来ならこういう坐禅の姿勢をしたいのだけれども)どうやったらいいですか?」という事が背後にあるのだと感じることが多いのです。
坐禅の時、何故靴下を脱ぐのですか?
単純に応えるならば、坐りにくいからです。これは靴下だけに限らず、服装にも言えることです……」
どんな水にも月は宿る:仏教を理解する
だから、まずは自分をしっかりと見つめて、月の明かりに気づいてほしい。水のあり方を観てほしい。
坐禅中の呼吸はどうすればいいのですか? 思量箇不思量底ってどういうこと?
今日の夜坐後の茶話会では、質問をいただきました。 坐禅中の呼吸はどうすればいいのですか? 不思量底を思量せよ(思量箇不思量底)ってどういうことですか? 坐禅中の呼吸 呼吸については、坐禅前にお配りして...
坐禅の時、経行は何故するのですか?
経行というのは、簡単に言えば歩く坐禅。坐禅はずぅ~っと坐っているわけではなく、坐禅と坐禅の間にゆっくりと歩く経行の時間があります。
【諦とは】できないことを知るからこそ可能性を見出せる
できないと「あきらめる」ことは、できる可能性を「あきらめる」事に繋がるわけです。
坐禅の時の目線は、どこを見ればいいんですか?
本日夜坐後の茶話会で、こんな質問がありました。 坐禅の時の目線は、どこを見ればいいんですか? 坐禅中は、目を開けています。 「瞬きは大丈夫ですよ!」と私は冗談交じりで補足もしますが、坐禅中、目は閉じま...
砂場の山作り:己の山
固める。高くする。柔らかくする。低くする。いろんなあり方を知れば、山のつくり方は無限大に拡がる。
【庵主さんとの問答】知識は消化することを忘れてはいけない
庵主さんとの問答から学んだこと。禅問答というと少し仰々しいイメージがあるかもしれません。しかし私は、もっと普通の会話から生まれる問いや答えも、問答と言えるのではないかと考えています。