こないだ公園に出かけた時の事です。
ある木を見つけて少しテンションがあがりました。
なぜなら、その木が、キンスカの木を彷彿とさせるからでした。
(キンスカの木については、仏教エピソード第16話「愚か」をご覧ください)
すごく面白い形の花びらです。
私の第一印象は、タン。舌ですね。
それが至る所に咲いているのです。
舌と想像すると、上のでっぱりもあわせて、口の中みたいですね。
だがしかし、この花、蕾の時は、こんな感じ。
鳥のくちばしみたいですね。
私は鶏を飼っているぐらいの鳥好きなので、すこし可愛らしい印象も受けます。
また、葉っぱはこんな感じ。
おそらく葉っぱだけなら、青々と茂るどこにでも見られるような木なのですかね。
花が落ちた後は、こんな感じです。
なんというか、バトミントンの芯の部分が、どの花にもしっかりと残っていました。
羽子板の羽根にも見えなくもないんじゃないでしょうか。
こうして落ちていると、花びらの部分が鶏の肉髯(顎についているビラビラ)にも見えなくもありません。
木の名前にはデイゴと書いてありました。調べてみると、どうやらアメリカデイゴという木らしいです。
「キンスカの木って本当にあるの?」と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、私達の知らない所で、似たような木はたくさんあるのかもしれませんね。
ちなみに、仏典で出てくるキンスカの木は、ハナモツヤクノキ(Butea monosperma)の木がモデルとなっているそうですよ。
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