荒村寺にひよこがやっていました。
その名も「おふじさん」。
こちらは生後約10日目の写真です。
元気いっぱいジャンプして、仮住まいの段ボールから飛び出てきます。結構な勢いで”高く”ジャンプする所から、日本一高い山、富士山とかけて「おふじさん」です。
歴代のにわとりが「もも」「すみれ」と花を連想させる名前にだったこともあります。おふじさんは藤の花ですね。
こちらは、約3週目のおふじさん。
おふじさんは、とても人なつっこくて、いつも誰かの側にいます。
この頃までは、近寄ってきて、手の中で落ち着くこともしばしば。落ち着いた様子で羽繕いをします。
ただ、羽繕いし終えた後、ある程度、その場が汚れると、他の所へちゃっかり移動します。
育ちだかりで、どんどん新しい羽根が生え変わっているせいか、羽繕いした後は、凄く汚れます。
もちろん、お風呂(砂浴び)は、させているのですが。
砂浴びも好きみたいで、外に出すと、ほぼ毎日しています。
写真は、初めて砂浴びをさせた時の写真です。
地面に座って、少し横を向いて、足を動かして、身体に砂を入れて、羽根をバタバタさせます。羽根の間から、バサバサと結構な量の土が飛んできます。
誰が教えたでもないのに、こうして砂浴びをしている姿をみると、なんだか不思議でなりません。元から当たり前のように知っているんですよね。
私達人間からしてみると、「砂なんかでお風呂になるの?」「むしろ汚れない?」なんて思ってしまいますが、砂浴びの後は本当に綺麗になります。
試しに、においをかいでみましたが、砂浴びした後のほうが、若干いい香りがしてました。砂浜のような香りといったらいいのでしょうか……。
ひょっとしたらニワトリの方からしてみれば、私達人間がお湯に入っていることのほうが、滑稽に映っているのかもしれませんね。
あ、ちなみに、おふじさんは、ボリスブラウンという品種です。
こちらは生後約1ヶ月のおふじさん。
こうやってみると、どんどん大きくなって、ニワトリになっていってますね。ひよこのふわふわした羽根もどんどん生え変わっています。
ボリスブラウンは、その名が示すように、茶色いのニワトリです。少しずつ、ですが、黄色いヒヨコの姿から、茶色い姿へと変わっていってます。
まだピヨピヨと鳴いてますが、少しずつ大人になっている証拠ですね。
こうなってくると、手の中におさまるより、横に座るようになりました。それでも近くで一緒に座ってくれます。
生後1ヶ月を過ぎると、そろそろ外の小屋での生活へとシフトしていきます。
皆さんがおふじさんに会う頃には、ピヨピヨか、それともコッコッコーか、どっちの鳴き方をしているのでしょうか……。
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