参禅 【線香とは】線香は何本立てればいいのですか? 先日、お参りの際、お線香についての質問を受けました。「お線香を立てる時は1本なのか、3本なのか、一体どれが正しいのですか?」これには正解はありません。線香とは何?そもそも線香とは、香を焚くひとつの形状... 2019.06.29 参禅法の種
仏教学 【お焼香は何のためにするの?】歴史から考えるお焼香の意味 お香(写真右側)をつまみ、炭の上に落とすと、すぅ~っと煙が立ちのぼります。そうやって香と焚く、お焼香しょうこう。子供の頃、静かに立ち上るその煙の様子を眺めるように観ていた記憶があります。水が流れている... 2019.06.22 仏教学法の種
仏教学 お袈裟:変化してきた僧侶の服装|「なぜお坊さんは、その恰好をしているのですか?」 元々、私達日本人僧侶が着る大衣と呼ばれる衣は、その昔、中国の役人が着ていた服装です。今でいうスーツみたいなものですね。 2019.06.15 2023.11.12 仏教学法の種
雑記 知識を消化する:本当に理解するという事は…… お米をたべる。味噌汁を食べる。煮物を食べる。野菜炒めを食べる。焼き魚を食べる。それらの食材は全て別々のもの。別々の料理を食べて、お腹の中でまぜこぜになる。まぜこぜどころか、溶け合って、もはやどれがどれ... 2019.06.08 法の種雑記
雑記 固閉柔開:狭くなる視野、広がる視野 こうしよう、こうしなければと、意気込めば意気込むほど、身体は固くなる。凝り固まれば、固まる程、閉じていく。閉じると、見えなくなる。視野は狭くなる。そうして、自分が固くなっていることにすら、気づかなくな... 2019.06.01 法の種雑記
雑記 基本:「できる、できない」ではなく「する、しない」、いや、さらに言えば…… 「できるか、できないか(I can do it or not)」ではない。「するか、しないか(I do it or not)」である。いや、もっといえば「どうするか、しないか(do or not)」で... 2019.05.18 法の種雑記
禅僧ちしょうの棚 禅僧がおすすめする世界に通用する禅の本「禅マインド ビギナーズ・マインド」 著者とされている鈴木俊隆老師は、1960年代にアメリカに渡った禅僧です。アメリカの禅におけるその基礎を築いたと言われている人です。老師が現地で語った話をまとめたもの、つまり英語で綴られた語録が、逆輸入される形で翻訳され、日本へ渡ってきたのがこの本となります。 2019.04.27 2023.11.12 参禅法の種禅僧ちしょうの棚
雑記 時間の過ごし方:人間、今も昔も、変わらないのかも お釈迦さんにはたくさんの弟子がいます。そしてその弟子たちの言葉も仏典には残っています。今回の言葉は、サンブータさんの言葉です。ゆっくりしていてよいときに急ぎ、急がねばならぬときにゆっくりする愚人は正し... 2019.04.13 法の種雑記
参禅 坐禅中、眠くなった。雑念が出る。どうしたらいい? 坐禅中、眠くなったのですが、どうしたらいいんでしょうか?眠くなるのは、人間、自然な事です。坐禅中、雑念が出てしまうのですが、どうしたらいいでしょうか?何かを思い、感じるというのも、人間、自然な事です。その思いに、雑も何もありません。 2019.04.06 参禅法の種
雑記 修行は特別な事ではない:修行と修業の違い 行いを修めると書いて、修行。修業ではない。業ではない。しかし、一般的に「しゅぎょう」と思われているのは、修業の方だ。修業して、卒業して、特別な資格を得たように思われている。何か特別な事を成し遂げて、特... 2019.03.30 法の種雑記
雑記 「神様はいる?いない?」その時私が応えた事 イギリス留学中のある日。友達であるキリスト教徒の学生による勉強会で「神様がいるのか、いないのか」という議論に。「君はどう思う?」と様子を見ていた私にも意見を求められ……。 2019.03.16 法の種雑記
禅僧ちしょうの棚 禅僧がおすすめする仏教学の本「増谷文雄著作集」お経を学びたいならまずはこれ 私がお経を学びたいと思う人たちにおすすめするのが、増谷文雄さんの本です。私にとって、増谷文雄さんの本は「仏教ってこんなにおもしろいものなのか!」と学生時代に思わせてくれた本です。 2019.03.09 2024.03.04 仏教学法の種禅僧ちしょうの棚