
「正見(しょうけん)とは?|有と無に偏らない“正しく見る”ということ」という記事を書いていたときの話です。
今回は、私が記事を書きながら考えた解釈や、英訳作業での気づきをまとめてみました。言葉ひとつに向き合う時間の面白さを、随想録風にお伝えします。
漢字から読み取った「正見」の意味
正見。漢字から私が読み取ったのは、「正しく見る」という意味です。「正しく見える」と表現してもいいかもしれませんし、「正しい見方」「正しい見え方」など、他にもいろいろな読み方ができると思います。
こうして言葉をひとつずつ味わいながら考えていると、同じ漢字でも文脈や見方によって意味の幅が広がるのが面白いな、と感じました。
英訳での悩みと工夫
しかし英語では、このニュアンスをそのまま伝えるのは難しいんですね。「見る」という漢字がもつ意味の幅をどう表現するかで悩みました。
「Does the term mean ‘looking correctly’?」と考えたり、さらに「Maybe it could also mean ‘seeing rightly.’」と考えたりしながら、最終的には、見を look と see で使い分けることで、自然な会話になるように調整しました。
それ以上に悩んだのが、「正」です。correct と right を使い分けてみようとしたのですが、そもそも「正」って何!?と思いました。
日本語でしか伝わらない表現と、英語でしか伝えられない表現があるんだな、と記事作成を通して改めて感じた一日でした。
こうして文章の裏側をじっくり考える時間は、随想録を書いているような感覚にも似ています。
言葉ひとつひとつに向き合う作業は、読者の皆さんに届けたい「正しく見る」感覚を、自分自身でも味わうための大切な時間なのだな、と感じました。

コメント