2月19日は写経会後、お経解説にて、中阿含経を解読(解説)しています。
今回読んでいる部分は、内容として、お釈迦さんの出家~成道までの経緯が記されています。
お釈迦さんが弟子達に、「私は昔このようなことがあったんですよ」と自らの経緯を語っている形です。
2月19日は、そのお経の導入部分にて、お釈迦さんと弟子たちの人間味あふれるやり取りがあったので、まずはそちらの紹介をしました。
建物の中から、何やらガヤガヤと、弟子達が話している声が聞こえる。
建物の外で、弟子たちの会話が途切れるのを待っているお釈迦さん。会話が途切れたのを見計らって、咳払いをします。
その咳払いに気づいて、建物の中の弟子達は、お釈迦さんを座へと招きます。
講演会が始める前、まだ壇上に誰も経っていない会場で、集まったみんながそれぞれ、おしゃべりをしている。静まらない会場に、入るに入れない講師。なんだか、今と昔もあまり変わらない、そんな風景と重なります。
とりあえず、今回は、前回まで読んでいたお経、お釈迦さんの青年時代、出家の動機について、書かれていた部分まで読みました。
お釈迦さんの青年時代について書かれたお経は、仏教エピソードでも翻訳していますので、よろしければそちらもお読みください。
次回もお楽しみに。
コメント