日誌

お経(仏教経典)や曹洞宗典(禅の書物)を用いた講話を、荒村寺の坐禅会や写経会後に行っています。

その日、講話で読んだ経典・宗典の部分、そしてどんな話をしたか、また話した内容に類似するものがブログ等の記事でないか、後日、まとめています。

一応、大まかな講話の構成は準備していますが、実は、話す直前まで、その日の話がどうなるのか、わかりません。私も皆さんに話しながら、理解を深めている場面が多々あります。皆さんに教えようとすることによって、私がたくさん教えられている。そのことを実感する講話会です。

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経典宗典講話会はじめてみて

経典宗典講話会をはじめてみて(2023年9月6日)2022年の9月頃よりはじめた講話会。最古群の仏教経典(以下、経典)と曹洞宗典よばれる禅の書物(以下、宗典)についてお話しています。なんだかんだで、も...
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【日誌】坐禅会7月1日(眼蔵講話「現成公案6」)

7月1日の坐禅会後に、「正法眼蔵現成公案」を読み、法話しました。今回読んだ部分はこちらです。身心(しんじん)に法(ほう)いまだ参飽(さんぽう)せざるには、法(ほう)すでにたれりとおぼゆ。法(ほう)もし...
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【日誌】坐禅会6月3日(眼蔵講話「現成公案5」)

6月3日の坐禅会後に、「正法眼蔵現成公案」を読み、法話しました。今回読んだ部分はこちらです。人(ひと)のさとりをうる、水(みず)に月(つき)のやどるがごとし。月(つき)ぬれず、水(みず)やぶれず。ひろ...
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【日誌】坐禅会5月6日(眼蔵講話「現成公案4」)

5月6日の坐禅会後に、「正法眼蔵現成公案」を読み、法話しました。今回読んだ部分はこちらです。たき木(ぎ)、はひとなる、さらにかへりてたき木(ぎ)となるべきにあらず。しかあるを、灰(はい)はのち、薪(た...
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【日誌】坐禅会4月1日(眼蔵講話「現成公案3」)

本日は坐禅会でした。坐禅会後には、いつものように「正法眼蔵現成公案」を読みました。今回は身心(しんじん)を挙(こ)して色(しき)を見取(けんしゅ)し、身心(しんじん)を挙(こ)して声(しょう)を聴取(...
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【日誌】3月4日の坐禅会(眼蔵講話「現成公案2」)

3月4日、坐禅会後は、正法眼蔵「現成公案」を読みました。ここの部分を読みました。自己(じこ)をはこびて万法(ばんぽう)を修(しゅ)証(しょう)するを迷(まよい)とす。万法(ばんぽう)すすみて自己(じこ...
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【日誌】2月4日坐禅会(眼蔵講話「現成公案1」)

2月4日は坐禅会でした。坐禅会後は、正法眼蔵、現成公案を読みました。今回読んだ部分はこちらです。諸法(しょほう)の仏法(ぶっぽう)なる時節(じせつ)、すなわち迷(めい)悟(ご)あり、修(しゅ)行(ぎょ...
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【日誌】写経会(4月16日)臨時坐禅会(4月12日)

4月12日には臨時坐禅会と法話を行いました。今回の法話は「中道」でした。中道・縁起・四諦は、仏教を理解する上で最も基本となる教えとホームページ上でも紹介しています。私自身、違う内容の話をしていても、い...
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【日誌】3月12日写経会

3月12日の写経会では、前回に引き続き、中阿含経を解読(解説)しました。今回は、お釈迦さんの出家~成道までに出会った先生(思想家)とのお話です。私達人間には、避けられない苦しみがあります。例えば、老い...
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【日誌】1月22日写経会

1月22日は写経会でした。写経後のお経解説は、中阿含経巻第29-117「柔軟経」をピックアップしました。昨年の9月からの試みで、大蔵経にある一番古いお経の部分、阿含経を読み始めました。お釈迦さんの生涯...
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